公益社団法人和歌山県看護協会

この度、令和2年度和歌山県看護協会通常総会並びに理事会を経て、会長に就任いたしました東　直子でございます。

このような大役を拝命し重責を感じておりますが、新役員体制のもと一丸となって事業推進に努めてまいります。皆様方には、変わらぬご支援とご指導をよろしくお願い申し上げます。

また、新型コロナウイルス感染症が長期化する中で、医療や介護・地域の最前線でケアや予防にあたっておられる看護職の皆さま、医療関係の皆さまに心より敬意を表します。

和歌山県看護協会会員は、看護職が加入する職能団体です。会員数は年々増加し、現在 6301人となりました。会員の皆様には、日頃より協会事業へのご支援やご協力を賜り、心から感謝申し上げます。今後も、組織強化を図り、更に発展できますように、役員をはじめ協会職員とともに尽力してまいります。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、本通常総会は規模を縮小した運営方法で開催し、決議事項、報告事項とも協議いただき承認されました。会員皆様のご理解・ご協力に心より感謝申し上げます。

少子・超高齢社会となり、人口構造の変化、疾病構造の変化に伴い、地域包括ケアシステムが推進されるなど、保健医療提供体制が大きく変わろうとしています。看護職はこのような変化に対応し、人々の健康の向上に貢献していかなければなりません。

今年度も和歌山県看護協会は、①看護の質の向上、②看護職が生涯を通して安心して働き続けられる環境づくり、③人々のニーズに応える看護領域の開発・展開の３つの使命の達成に向けて引き続き、６つの重点事業を中心に取り組んでまいります。

そして各地区支部、各委員会をはじめ、各関係機関、他団体や行政、地域とも連携を深め会員の皆様と共に事業推進に積極的に活動してまいりますので、協会運営にご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

2020年は、ナイチンゲール誕生200年の年です。昨年から日本看護協会とともに「Nursing now(ナーシング・ナウ)看護の力で健康な社会を！」をメインテーマで取り組んでいます。県協会としましても県民の健康を守るため、看護の力が発揮できるように皆様と一緒に取り組んでまいりたいと思います。

令和２年度重点事業

• １．看護実践能力及び専門性の強化
• ２．働き続けられる環境づくりと人材確保定着の推進
• ３．県民の健康な生活の実現の推進
• ４．地域包括ケアシステムの構築と推進
• ５．保健師活動の体制整備と機能強化
• ６．助産実践能力強化とその体制整備

令和2年7月10日